タイミングとは「何らかの行為をすべき時だという判断・選択・コントロールのこと」とあります。
「タイミングを逃したな~」
「タイミングを待っている」
「タイミングが悪かったな〜」
なんてよく言葉で使ったりしていますが、なんかすごく都合のいい言葉に聞こえてきます。
まるで偶発的なものだからしょうがないよね。と自分や相手に言い訳をしているようです。
様々なシーンで使う言葉なので、全て一括りにはできませんが、思い返すとそう思うことがあります。
株は顕著に現れます。買った後に上がればタイミングがよかったことになります。下がればタイミングが悪かったことになります。買うか迷っているときは判断を待つことになるのでタイミングを待っているとなります。売る時も同じ事が言えます。
なんとも結果論な言葉ですね。
タイミングという言葉が出た時点で、「その行動に自信がなかった」ということになるのではないでしょうか。
そういう「偶然と運」という当てにできない行動を取るよりも、
確固たるもの
根拠のあるもの
後悔しない決断
を持ち、意味のある行動を取るべきではないでしょうか。
なので、私はあまり「タイミング」という言葉を使いたくないし、使われたくもないです。
ただ、コンビニでトイレに行こうとして、寸前で別の人がすっと入って待つことになった・・なんてのは何も考える必要がないし、考えて行動しても意味がないので素直に「タイミングが悪かったな~」でいいと思いますけど、
ある程度「責任や決断のいる行動」に関しては「タイミング」は使うべきではない
と思いますね。
ちゃんと考えて行動し、結果いい方向でも悪い方向でも納得が行くように、それが「転機」となるように意識していきたいと思います。
難しいですけどね。全てに意味のある行動を取るのはすごく疲れると思います。ただそれは意識しないとできないことであり、確実に人として成長できます。全てと言わずに、このシーンだけはタイミングという言葉を使わないとか、「制限」をかけるのも一つの手だと思います。
私はまだまだそんなレベルの人間ではないので、とりあえず「仕事」の時間だけはタイミングを使わないことにしています。
それを続けることで、できるようになればもう少し「範囲」を広げてみようかなと思います。
できるようになったら面白いでしょうね。
きっと自信ができて、不安がなくなることでしょう。