人前で自分の言葉で思いを伝えること。
大なり小なり皆さん経験されているのではないでしょうか?
相手が1人であったり、多数であったり、知り合いであったり、初めて会う人であったり、狭い室内でも広い屋外でも。直接でも間接でも。
シーンによって構え方は変わりますが、自分のことをよく知らない人や直接関わったことがない人の前で話をするのは緊張したり、考えたり、気を付けたりと思い通りに話ができないものです。
それは仕方のないことで、寧ろそういう反応が自然であり、良いことです。
そういう機会があった時どういう気持ちになりますか?
めんどくさいな〜。
人前は苦手だから嫌だな〜。
自分は聞く派です。
話すことなんかないよ〜。
そんな器ではありません。
こんなこと頭に過りませんか?
そう思ってしまいますよね。私もそうです。できれば波風立たずに流れのまま日々平穏な暮らしがしたいですね。
しかし、こういう機会があるというのは実はありがたいことで、特に人が多く広い場所であればある程「限られた人」でしか経験することができません。
どうでしょう?
断るのも人生。挑戦するのも人生。
断れば色々なものから解放されてすぐに気持ちも落ち着くことでしょう。すごく楽です。
ただそこまでです。この先は正直何もありません。
目指しているものがあれば、それはおそらく叶わないでしょう。
憧れの人がいれば、それはおそらく近づくことができないでしょう。
逆に挑戦してみるとどうでしょう。きっと大変です。経験したことがあってもなくても自分で答えを出し、結果を残さないといけないので、
経験値がまるで違います。
私は前職で先生をしていました。先生と言っても教員免許が必要な先生ではなく、ある分野の専門で、それを色々な人に伝える先生です。
「花」を専門とした職についていたので、言わば花の先生ですね。
当時会社にはそういう先生をする仕事はなかったのですが、私の上司が近くのコミュニティと連携して人を集めてやってみようというのが始まりで、初めて先生に抜擢されたのが私でした。
先程述べたような言葉が全部出てきました。笑
ただ少しだけですが、
自分でどこまでできるかやってみたい。
期待されている。
という思いがあり、先生をすることにしました。
それはそれは大変でした。1人の若造が会社にない仕組みを色々な人と打ち合わせをしながら決めていくので。
場所から素材、内容、方法全て決めましたよ。当日のシュミレーションも相当しましたし、前日は寝れませんでした。笑
そのため当日は緊張はしましたが、前日までにやれることはやっていたので、バッチリ先生をすることができました。
先生1人とお花大好きな生徒25人でした。自分より詳しい人がいたらどうしようかと思いましたが、飛び交う質問も全て答えきりました。
初めてのことだったので、私は生涯忘れることはないでしょう。それ程インパクトがあり、経験を積めた出来事でした。
提案してくれた上司や周りでサポートしてくれた人達に本当に感謝です。
しかもこれが好評でして、会社で仕組みができて定期的にそういう教室が開催されることになりました。
その経験があるから今の私があると言っても過言ではありません。
あらゆる経験が積めました。色々な気持ちになれますよ。^_^
頻繁にこうゆうのがあると、キャパオーバーで大爆発しそうですが。笑
もしそういう機会があれば大変ですけど経験してみてはいかがでしょうか。
確実にレベルアップします。それが成功しようが失敗しようが関係ありません。
経験することが大事ですから。